【知っておくべき基礎知識】よく聞く「インデックス」と「アクティブ」の投資方法の違いとはなにか

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こんにちは、なりちゃんです。

ここ数日、局地的雨や雷など天候が不安定で恐ろしさを感じますね(;^ω^)

今回はインデックス投資について記事をかきました。

あなたはインデックス投資・アクティブ投資を説明できますか?

インデックス、アクティブって言葉はきいたことはあるけれど言葉の意味はよくわからなくないですか?

初心者や知識がない人でもこれだけは知っておくべき基礎知識をまとめました。

基礎知識を身に付けたあとで、インデックス投資を始めてみてくださいね。

なぜなら知識があっても実行しないと学びや進展がないからです。

インデックス・アクティブとはいったいなにか

まず、インデックス投資とはいったいなになのでしょう。

金融庁サイトの用語集によると下記のように定義されていました。

●インデックス

特定のマーケットの動向を表す指標のこと。市場全体の動きを数値化した株価指数や債券指数、不動産投資信託市場の動きを数値化したもの等があります。
株価指数には東京証券取引所第一部に上場されている全銘柄の株価を指数化したTOPIX(東証株価指数)や225銘柄から算出する日経平均株価、米国にはS&P500等の指数があります。J-REITについては東証REIT指数があります。

●インデックス型(インデックス型ファンド)

日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)等の指数をベンチマーク(基準となる指標)として、そのベンチマークに連動した運用成果を目指すファンド。ベンチマークに基づき運用を行うため、ファンドマネジャーによる銘柄の入れ替えの頻度が少なく、運用にかかわるコストがほかの投資信託に比べて低い、といった特徴があります。

(引用元 金融庁用語集https://www.fsa.go.jp/policy/nisa2/knowledge/glossary/index.html#tab1-6)

つまり、インデックス投資というのは、「市場の動きを表す指数(=インデックス)」と同じ値動きをすることを目指して運用する投資手法のことをいいます。

インデックスの種類はさまざまです。世界には1万種類以上のインデックスがあります。日本の市場であれば、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)などが代表的なインデックスとして知られています。また、S&P500やダウ平均(NYダウ工業株30種)など、海外市場にもさまざまなインデックスがあります。日常でNYダウや日経平均の言葉はニュースなどで耳にされたことがあるのではないでしょうか。

インデックスに連動するように運用するのがインデックス投資(運用)です。例えば日経平均株価と連動するインデックス投資なら、日経平均株価が10%上昇したら、投資している資産も10%上昇するように運用されます。

具体的に投資する際には、インデックスと同じ値動きをするよう設計された投資商品(投資信託・ETF)を購入することになります。これらの投資商品には「インデックス投信」および「ETF」があり、総称して「インデックス・ファンド」と呼ばれています。

なんとなく理解していただけましたか?

よく比較されるアクティブとは

インデックス投資とよく比較されるアクティブ投資(運用)というものがあります。

アクティブ投資とはアクティブ運用は、株価指数と連動した成果を目指すのではなく成長性が高いと見込まれる銘柄を個別に選んで運用していきます。指標とは関係なく有望と判断した銘柄に投資するためインデックス投資よりもハイリスク・ハイリターンと言われています。運用が上手くいけば、インデックス投資よりも利益を得られますが反対だと大きな損失がでることもあります。

インデックス投資とアクティブ投資どちらがいいのか

個人的には、あなたの投資目標(資産が増やす)が達成されればどちらの方法でも良いと考えています。

双方にメリットと注意点があります。その特徴を知った上であなたの投資目標を達成できる方法を選んでくださいね。

インデックス・アクティブ投資の特徴とは

さてインデックスとアクティブ投資とはどのようなものなのが概要はご理解いただけたでしょうか。

特徴としては下記があります。

1、インデックスの方が小額から低コストで運用できる

インデックスやアクティブファンドに運用してもらうとファンドへの報酬として払う手数料はかかります。通常基準価格の数%が手数料となっています。インデックスファンドは年率1%未満のものが多いです。一方アクティブファンドは1%や1.5%を超えるものが多いです。(アクティブのほうが運用に手間がかかるのでコストがかかるのも当たりまえですよね)

2、インデックスの方が分散投資ができる

各インデックス(指標)は複数の株価などの情報から算出されています。そのインデックス連動したインデックス運用やファンドを購入することで間接的に分散投資をしたことになります。一方、アクティブファンドは有望な銘柄で運用するためインデックスの方が分散投資になる。

3、インデックスの方が値動きが読みやすく初心者向き

インデックス(指標)に連動して運用するため景気全体の流れでよみやすいです。また最低限の知識や情報で判断ができる。(景気の流れやニュースで判断できる)しかし投資の勉強にはなりにくいです。

4、インデックスよりアクティブの方が成果がでるかもしれない

インデックスはローリスクローリターンです。いわゆる長期期間コツコツです。

アクティブはハイリスクハイリターンです。一概にはいえませんが、場合によってはアクティブの方が運用成果が良い場合もあります。

インデックス投資の方が勝ちやすい!?

あなたにとってどちらが合っていますか?

実際にあなたがアクティブやインデックスで運用して結果がどうなるかはだれにもわかりません。ただ、運用成果に関するニュースが2016年に流れていました。(少しふるいですが、、)参考資料として紹介させて頂きます。

2016年9月16日日本経済新聞より

9割が相場に勝てず、米アクティブ運用ファンド S&P調べ

【ニューヨーク=伴百江】アクティブ運用ファンドの9割が相場に勝てず――。S&Pダウ・ジョーンズ・インディシーズは15日、米国の投資信託の2016年上半期の株式ファンドの運用成績を発表し、こんな結果を明らかにした。大型株、中型株、小型株で運用するそれぞれのファンドの総収益率は、6月末までの1、5、10年間に9割のファンドがS&P500種株価指数、400種、600種の指数の総収益率を下回った。

6月末までの1年間に大型株のアクティブ運用ファンドは85%がS&P500種の総収益率を下回った。5年間では92%、10年間では85%のファンドが指数を下回った。同じような傾向が中型株、小型株のアクティブ運用ファンドでも明らかになった。

株式相場が比較的堅調な相場環境では、わざわざ高い運用手数料を払ってアクティブ運用のファンドに投資するよりも、手数料の低いインデックス・ファンドに投資すれば相場並みの収益を確保できる。

アクティブ運用ファンドの運用成績不振を受け、これらの株式投信からインデックス投信やインデックスに連動する上場投信(ETF)への資金流出が目立っている。アクティブ運用ファンドは、よほどの高い運用成績を確保できなければ投資家離れにつながるだけに、運用担当者にとって大きな試練になっている。

(引用元 日本経済新聞 2015年9月16日https://www.nikkei.com/article/DGXLASGN15H1V_W6A910C1000000

このニュースにもありますが、アクティブ運用ファンドは運用手数料が高いため大きな運用成績を出しつづけないかぎりインデックスよりも下回ってしまう。逆に高い運用成績を上げ続けられるアクティブファンドであればインデックスよりも成績が良くなります。

まとめ アクティブ・インデックスでも運用をやってみてください

未来のことは誰にもわかりません。また運用も実際に始めてみなければ進展がありません。

今、あなたがこの記事を読んでいただいているとうことは、運用に少しはご興味があるのではないでしょうか。運用方法は手段です。どちらの方法でもあなたの運用目標が達成できればよいのではないでしょうか。

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