こんにちは、なりちゃんです。
皆さん、お元気ですか。
題名と内容が気になり読んでみました(#^.^#)
経営・人事・マーケティングのコンサルティングファーム、株式会社モチベーションジャパンの代表取締役社長で経営コンサルタントの松岡保昌氏の著書です。
管理職も管理職以外の方も、ぜひ読んで頂きたい本です。
モチベーションを上げるのではなく「下げる要因」を取り除け
社員のやるきを失わせる上司や疲弊していく組織の実例が多く書かれていました。
【やるきを失わせる上司】
- (部下の)目を見て話さない。話せない
- (仕事の)理由や背景を説明しない
- 一方通行の指示(双方向のコミュニケーションができない)
- (部下に)コントロールできる部分を与えない。
- (部下の)話を聞かずに結論を出す
- (部下の)意見も提案も受け入れない
- 言うことに一貫性がない
- 感覚だけで(部下を)評価する
- 失敗を部下のせいにする
- 部下の仕事を横取りする
【疲弊していく組織】
- 個人が仕事を抱えすぎている
- 仕事を押しつけあう
- 物事を決められない
- 前例と成功体験から抜けられない
- 理念が言葉だけ
- 「挑戦」「改革」空手形の言葉ばかり
- 社長がめちゃくちゃ忙しい
- 管理者が逆ロールモデル
- いつもピリピリしている
- マイナス要因の犯人探しに執心
- よくわからない人事異動がある
- いまだに長時間労働が美徳
- 女性が出世しない
- 子育て、介護で働きにくい
- 長期的な展望を描けない
あなたの職場ではいくつ当てはまりますか。
この現状課題から、どうしたら社員や組織が良い方へ変わっていくのか。
組織心理も基づく解決法が第4章で書かれていました。
管理職については、すぐに行動や改善にうつせないとしても、現状を認識し意識し1つでも行動してみることが重要だと思います。
また、管理職以外の方は企業選びへの活用や現状の組織で腐らず染まらず、自身の価値や意識をよい方へ向けてほしいと思います。
コメント