不要なものが節約や宝物に!?プラスにする方法とは

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こんにちは

ブログを読んで頂いてありがとうございます。

今回は、不要なもの、マイナスなものを

ビジネスや節約に活かす方法を紹介します。

視点やアイデアでゴミが宝にかわるという記事です。

1、何を想像しますか。ゴミを宝にかえるビジネスとは

不要なものとを活用するといえば何が思い浮かびますか。

・リサイクル

・メルカリ(不要なものの売却)

・小物作り(加工して)

・フリーマーケット

などが思い浮かびませんか。

今回は、情報記事をもとに3社の紹介をします。

世の中、視点・アイデアで新しいビジネスで成功している実例です。

(1) 廃材を「商品」にした廃棄物処理会社

プラスチックのストローを廃止する動きが広がるなど、ゴミや廃棄物を取り巻く目は年々厳しくなっています。そこに斬り込んだのが、モノ:ファクトリー

リサイクル率99%を実現する産業廃棄物処理会社ナカダイ(群馬県前橋市)が、2011年に立ち上げました。

モノ:ファクトリーは、ナカダイに毎日運び込まれる、ガラス瓶、アルミ、ゴムやシリコン、プラスチック製品やLANケーブルなどさまざまな廃棄物を「素材」ととらえ、「商品」にして展示・販売しています(前橋支店・工場と品川ショールームの2拠点)。

実際、アート作品や子どもの工作の材料として求められたり、素材そのものをインテリアにしたり、はたまた自動車のシートベルトはロッククライミング愛好家が大量に購入したり、必要な人につながっています。

3代目となる常務の中台澄之常務が「産廃業者はゴミを集めれば集めるほど儲かる。ゴミを減らさないといけない社会でそれでいいのか」と、ゴミを減らして収益を上げる道を模索して辿り着いたのが、廃棄物そのものを「素材」ととらえ、素材のもつ潜在的な魅力を呼び覚ましたこの形でした。


(2) 高品質の中古着物が「1点ものアロハシャツ」に転生

次に注目したいのは、サムライアロハ(宮城県仙台市)です。

リサイクル業者が大量に扱う中古品に、着物があります。需要に対して供給が圧倒的に上回っていて、「捨てられるのを待つだけ」という着物は全国に2億枚もあるのだとか。そこに目をつけ、古着の着物をなんと、アロハシャツに加工して販売しています。

サムライアロハを手がけるのは、貴金属やブランド品の買取・販売する「仙台買取館」。ブランド買取大手・大黒屋に勤めていた櫻井鉄矢社長が、東日本大震災で実家が被災し翌年に地元で起業。2017年に、空き家の解体前に家財道具を鑑定するサービスをスタートしました。

家財道具の鑑定では、社長自らもその鑑定眼を生かして、依頼者には価値が分からない身の回りの品も査定しました。

鑑定したものの中には、美しく高価な着物であるにかかわらず一銭にもならずに捨てられしてしまう着物がたくさんあったそう。

もったいないと考えあぐねていたなか、「100年前にハワイに住んでいた日本人が着物をアロハシャツに仕立て直したのがアロハシャツの起源である」といった新聞記事に目が止まり、「これだ!」と櫻井社長はこの事業を思いつきました。

また、反物にする作業は地元ママたち。子育て中主婦の雇用も生んでいます。

質の高さや和柄を武器に事業は好調。東北発、日本のローカル発ビジネスとしても今後の動向に目が離せません!


(3) 節約×社会貢献できるショッピングサイトで廃棄減

消費社会において、食品の大量廃棄は社会問題になっていますよね。日本における食品ロスは600万トン以上ともいわれています。

そんな現状を変えたいと2015年に創業したシナビズ(東京都品川区)が手がけるのは、メーカーやネット通販業者たちの抱える余剰在庫を再び流通させる事業です。

運営するショッピングサイト「Otameshi」では、賞味期限が近づいたり、パッケージ変更されたり店頭から撤去された食品・飲料、日用品、美容・健康品、ペット用品などを買い取り、品質にはまったく問題ないものを値引きして販売しています。

商品はたとえば、賞味期限間近のドリップコ―ヒー25P入りが税込298円(参考価格の1割以下)、10本入り歯ブラシが税込377円(参考価格の5割以下)などと、一般的なショッピングサイトや、スーパーやドラッグストアで買うよりはるかに安い!

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価格には、「国境なき医師団」や「日本自然保護協会」などへの寄付金数円~数十円も含まれていて、利用者はお買いものと同時にほんの少し社会貢献をすることもできます(寄付先は数団体の中から購入者自身が選ぶことができる)。

シナビズの事業領域は、家電、パソコン、事務用品、家具、ゲーム、化粧品、アパレルなどにも及びます。

リサイクル業者として後発だったシナビズが差をつけられたのは、取引企業側のニーズに細かく応える多様な再販チャンネルを設定したこと

メーカーや小売業者らは、余分な在庫や返品を処分したくはあっても、たたき売り価格で一般消費者に再販されると、ブランドイメージや現行の商品価格に悪影響を及ぼすことを懸念します。

そこをシナビズは、メーカーや小売業者の要望次第で、独自のB to B向け会員モール「Re Value(リバリュー)」で扱うルートや、提携企業に社販商品としてのルートを紹介したり、日本製品の人気が高い海外に輸出したりするなど、一般消費者の目には触れにくいマーケットを用意して、取引企業の心をつかみました。

シナビズのサービスは、消費者にとっても、出品するメーカーや小売業者にとっても「かゆいところの手が届く」というわけです。

がっちりスクール 

メルカリだけじゃない!? 今や2兆円市場の「リサイクル最前線」

https://note.mu/gacchiri/n/na889b484c0a0

2、まとめ

私は、中でも(3) 節約×社会貢献できるショッピングサイトで成功している

のシナビスさんの運営するショッピングサイト「Otameshi」が気になりました。

「まだ食べられる」、「まだ使える」にも関わらず、訳あって処分対象になってしまう商品をメーカー様から買い取り、会員の方に安く購入してもらうビジネスです。

活用に仕方によっては、節約になったり、掘り出し物が見つかるのではない考えたからです。

また、寄付や食品ロスの削減のため社会貢献にもつながります。

ちょっとした気づきや視点で、新しい発見に繋がるのだと改めて感じさせられました。

不要な物やマイナスなものが、活用できたり宝物になるなんて素敵なことですよね。

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