こんにちは。
ブログを読んで頂いてありがとうございます。
皆さんは、「サブスクリプション」というビジネスをご存知ですか。
今回は、「サブスクリプション」というビジネスモデルの紹介記事を書きます。
がっちりスクールを参考資料として記事を書きます。
1、サブスクリプションとは
「サブスクリプション(subscription)」とは、ざっくり言うと「定額利用」のこと。毎月一定額の料金を払うことで、サービスを継続的に受けられたり商品を利用したりすることができます。
例えば、
Netflix (ネットフリックス)やHulu(フールー)のような映画やドラマ見放題の動画配信。
Spotify(スポティファイ)など聴き放題の音楽配信、 Microsoft(マイクロソフト)やAdobe(アドビシステムズ)などソフトウェア業界、Amazon(アマゾン)を筆頭としたECサイトなど、世界的にサブスクリプション型のビジネスモデルが取り入れられ成功を収めています。
日本でもここ数年、様々な分野で導入する企業が増えています。
日本では、飲食店の定額利用、民泊、携帯料金、雑誌の読み放題定額サービスなどよくみかけますよね。
2、なぜ、サブスクリプションが拡大、成功しているのか
インターネットの普及によるニーズの変化と「所有から利用へという消費形態の変化
インターネットによって、ニュース記事や動画、音楽、ゲームなどさまざまなコンテンツを無料で楽しめるようになった。
それによって「利用するたびにお金を払う」という仕組みが、消費者にとっては”めんどくさい”ものになってきてしまった。
そして、インターネットとSNSの普及でもっとも変わったのは、情報流通量が爆発的に増えたこと。選択肢が無数に増えた結果、「どれを選べばいいかわからない」「選ぶのが面倒」
↓
好きなものを好きなだけ利用したい
持ってなくても、使えればいい。利用したい時に利用できればよい
このような需要・ニースに定額制ビジネスはまさに合致したんですね。
3、サブスクリプションのビジネスとは
ビジネスの事例の紹介です。
(1)コンタクトレンズメーカー、メニコン 会員制定額性サービス
コンタクトレンズメーカー、メニコンが2001年に導入した会員制定額性サービス「メルスプラン」がそう。月会費を払えば使い放題。度数が変わる、コンタクトレンズが目に合わないなどのトラブルがあっても無料で何度も交換ができます。
キーワードは、「顧客ファースト」。1990年代後半、当時拡大傾向だったコンタクトレンズ市場は販売店が乱立して激しい価格競争が展開されていました。消費者は安さを優先するようになり、誤ったレンズ選びや使用方法による目のトラブルが増えてしまいました。
コンタクトレンズユーザーに、安心して安全なコンタクトレンズを使用してもらうにはどのようにしたらいいか。結果、メニコンが行きついたのが、会員制定額制サービスだったのです。
毎月定額制だから、期間内にいくらレンズを交換しても追加でお金はかからない。結果、「期間を過ぎた古いコンタクトを、もったいないから使い続ける」という、目の安全にとって一番よくないことを、お客さんがしなくなった、というわけなんです
(2)ユニ・チャーム 定額サービス
保育園向け紙おむつ&おしりふきの定額制サービス。保育士の人材サービス等を手がけるベビージョブと提携し、月額料金は2500円~3000円、オムツのサイズは5種類(保育園毎に、商品内容や価格が異なる場合も)そろえています。
現在、保育園で使う紙おむつの多くは、個々の保護者がマジックで名前を書いて登園時に持参するケースがほとんどです。紙おむつの準備、かさばる荷物を持っての登園。保育園側は、それぞれの園児の紙おむつを名前ごとに使い分ける。保護者も保育園側も、ちょっと面倒な作業になっています。
この、むつの定額制サービスなら、紙おむつそのものを保育園に直接お届け。保育園のスタッフが在庫数を入力し、少なくなると業者が配送する仕組みです。
保育園側は、園児一人ひとりのおむつを管理する必要がなくなりました。結果、おむつ替えのスピードが格段に上がります。1日のうち何十人いる園児に繰り返し行うオムツの脱着の作業効率化は、保育士の人手不足を抱える現場で大きな効果がある。
(3)(株)富士山マガジンサービス 「定期購読」サービス
サブスクリプションを取り入れてそれまでにはなかった付加価値を提供し、右肩上がりに業績を伸ばしているのは、雑誌のオンライン書店の最大手「Fujisan.co.jp」を運営する(株)富士山マガジンサービスです。
この会社がやっているサブスクは、いろんな出版社の雑誌の「定期購読」サービス。選べる雑誌の数はなんと、1万誌以上!
読者は、『月刊 乳業ジャーナル』『月刊 コールセンタージャパン』『月刊 朝礼』などなど、本屋さんには置かれていないニッチな専門分野も含めたたくさんの雑誌から選ぶことができます。
しかも定期購読の場合、本屋さんだと定価のものが、割引価格で買える。Fujisan.co.jpは特にお客さんの選択肢を増やして満足度を上げるサービスに力を入れているため、紙か電子版か、年額払いか月額払いの支払い方法や支払い手段も多様な中から選べます。
雑誌を提供する各出版社にとってうれしいのは、定期購読関連業務を一手に請け負ってくれること。
本屋さんで販売すると「どんな人が買っているのか?」とのお客さんの情報がわからないし、雑誌の返品率は平均して40%以上と高いところ、お客さんの購入情報から属性もはっきりわかり返品率もほぼゼロ。出版社単独ではなかなか手が回らなかったサービスを担ってくれる。
など。
がっちりスクール 増税に一喜一憂しないビジネスモデル! ざっくりわかる「サブスクリプション」
https://note.mu/gacchiri/n/n95150d63d923
4、まとめ
サブスクリプション(定額制ビジネス)は、
利用者
利用したい時に、利用したいだけ利用できる。
体験、参加するために「会費」を払えばよい。
支出の計画が立てやすい。(安心してつかえる)
企業(提供側)
安定した収益
顧客の嗜好、傾向がわかりやすくなる。(顧客分析ができる)
顧客の継続率があがる。(顧客満足度、お試しから継続顧客に)
メリットがたくさんありますね。
少しだけ利用したい人には、割高、少し不便かもしれません。
しかし、数カ月無料などお試し期間をもうけてるところも、多いのではないでしょうか。
利用したい人にとってはたくさん安心して利用できるサービスなので大変便利ですね。
今後のさまざまな業界で定額ビジネスが増えていくと思います。
上手く活用されると、節約につながるかもしれませんね。
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